横井庄一記念館・明日への道

12月にヤフーブログのサービスが停止するため、引っ越してきました。 ヤフーブログが廃止されれば唯一の公式ブログとなります。宜しくお願いいたします。

2017年11月


平成29年9月22日に設立総会を開催しました。
イメージ 1 NPO法人横井庄一記念館を護る会は、平成18年に開館した記念館を次世代に残すため、旧日本兵横井庄一の戦争体験と、グアム島で28年間生き抜いた生活体験を、記念館として記録するとともに、戦争の悲惨さと、生命の尊厳の重要さを発信することによって、人々の生きる原動力となり、社会平和の実現に寄与することを目的としています。

 現在館長を務める横井夫人は今年89歳となっており、日曜日だけの開館とは言え毎週記念館を開けるのもいずれ限界となるため、引き続き無料での会館開放を続けるためには、善意のボランティアを募集するとともに、多くの人々に記念館を支えていただきたいと営利を目的としない特定非営利活動法人(NPO法人)化を選択しました。

 昭和47年にグアム島で発見された当時を知る、新聞社やテレビ局の記者の多くが鬼籍に入り、当時を知りうる関係者や肉親も減少の一途をたどっており、横井庄一の戦争体験や生活体験を正しく伝え、戦争のない平和な社会を目指すとともに、いじめや自殺が多発する現代社会に、命の大切さと生きることのすばらしさを訴えていく記念館として存続を続けていきます。

現在、法人認証のため愛知県に書類申請中です。
イメージ 2 これまでの記念館公開事業だけでなく、小学生を対象とした竹を素材としたクラフト教室や、大自然の中での自然体験企画、横井庄一が作った抹茶茶碗を利用したお茶会など、ボランティアの手で可能となるイベントも企画予定のため、是非とも法人に入会され、一緒に楽しんでいただける仲間を募集していきます。



イメージ 1
小さいもののサツマイモを収穫しました

イメージ 2
畑どころか雑草が生い茂っていました

イメージ 3
やっと草刈りが終り…

イメージ 4
何とかサツマイモの葉を発見しました

イメージ 5
小さなサツマイモと菊イモ

イメージ 6
ブロッコリーも残っていました

イメージ 7
越津ネギを植え付けます

イメージ 8
これで正月まで困りません

イメージ 9
私のクツも大収穫です

イメージ 10
そして、私の身体中にも…

 横井庄一記念館に出向きましたが、名古屋市港区に住む娘と待ち合わせて横井夫人と3人で談笑していると、家内が畑に植えてあったサツマイモを掘って、新たにネギを植えるため持参したため、予定外の畑作業となりました。

 畑作業とは言うものの、現実は夏に植えただけで放置してあったサツマイモだけに、その間に胸の高さまで生い茂った雑草を取り除かないと入れないため、雑草処理に30分以上かかり、やっとサツマイモの葉が出てきました。

 こんな状態ではサツマイモどころではありませんが、掘り起こすと小さいながらも綺麗なサツマイモが現れ、夏に取り残したジャガイモと菊イモも少しあり、89歳となる横井夫人が食べるには十分な収穫となりました。

 掘り起こした畑にワラを埋め込み、私の住む津島市越津町が発祥の名産「越津ネギ」を植えて作業を終えましたが、スーパーで買ってくれば100円もしない収穫だったものの、グアム島で発見された後に「耐乏評論家」と言われた横井庄一さんだけに、本来は自給自足にこだわることも重要かと思います。

 さて、作業はたいしたことはなかったものの、記念館を出たものの、クツや身体中についた雑草(引っ付き虫)のタネを取らないと車にも座れないため、寒風吹く夕方にシャツを抜いて種子を取るはめになり、通り行く車中から奇異の眼にさらされることにもなりました。

                                      11月17日

↑このページのトップヘ