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菩提寺のご住職によるお勤めです
 
 
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午後からは読売テレビの撮影です 準備中

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夫人にマイクが…

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まもなく撮影が始まります
 
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還暦前のこんな写真も出てきました
 
 本日22日はグアム島で発見された横井庄一さんの祥月命日となり、菩提寺のご住職を待って夫人と2人で手を合わせました。
 「ご飯が炊き上がったので待ってください」の一言は、読経に入る前の夫人から出た言葉で、平成9年に横井さんが亡くなってから、毎月の命日には炊き上げた直後のご飯を仏壇に供えていたことを知り、他人事のように思っていた月日の経過を反省せられました。

 亡くなってもう20年もの年月が経過し、夫人も89歳の年齢となっていますが、本日午後に行われた読売テレビの撮影では、横井庄一さんと夫人の出会いから結婚に至るエピソードや、夫婦生活に対するインタビューが続き、子宝には恵まれなかったものの、お互いを尊重しあう良き夫婦であったことを実感させられました。

 最後に、次世代の人々に伝えたいことを問われた夫人の口から、広島に原爆が落とされ、多くの日本人の命が奪われた戦争体験とともに、その反省から北朝鮮と和解して平和を目指すのではなく、非難して戦争の危険性も考えない現政権や、人の命が粗末にされる風潮への警鐘もあり、夫人もまだしばらくは大丈夫、頑張れるなと思いました。

 さて、横井庄一記念館を存続させるために、「横井庄一記念館を護る会」というNPO法人を立ち上げ、役員を快諾していただいた人々の住民票や印鑑の押印をもらって、愛知県に設立趣意書と設立申請書を提出することになります。

 横井夫人が89歳と高齢のため、夫人が亡くなったのではとの心配や、記念館が閉館されるとのお問い合わせもあるようですが、夫人はいたって元気で、毎週日曜日には記念館を開館して案内いたしております。

 記念館に訪れた来館者やマスコミなどの関係者に、「次期館長の…」と紹介されると現実感もなく、「いや、いや…」と否定的な言動が出てしまいますが、NPO法人化によって、今までとは違う記念館のイベントや、子供たちを対象とするクラフト教室など、夫人が元気なうちに次世代につなげる記念館の姿を発信していきたいと考えています。

 また記念館においで下さい。